日本でも朝食のメニューにベーコンが登場したりするが、本場アメリカでは朝食にはカリカリに焼き上げたベーコンとビスケット(ここで言うビスケットとは外側がサックリとして中はしっとりとした3、4cm程の厚さのスコーンのような物)、スクランブルドエッグにグレイビーなどが定番。
以前、職場で日本のアスパラベーコンを作って皆に食べてもらったが、色んな食べ物に好奇心があるシェフ以外の人達にはあまり好評でなかった。その理由は日本風にベーコンを焼いただけではアメリカ人(メキシカンの人達も)的には『生焼け』状態なのだ。あくまでもベーコンはカリカリに焼き上がっていなければならないらしい。
さてそんなことを思い出させたのは先日通勤途中のラジオから流れてきたCM。あのバーガーキングからベーコンの入ったパフェが期間限定で新登場するらしい。
ベーコンとパフェ・・・・日本人の感覚からすれば甘いパフェに塩気の効いたベーコンの取り合わせは想像しづらいが、アメリカ人的にはOKなのであろう。
そういう自分も以前、シェフが作ってくれたカリカリに焼き上げたベーコンを溶かしたチョコレートでコーティングし、その上にカイエンペッパー(赤く熟したトウガラシの実を乾燥させた香辛料)を振りかけて冷やしたものを食べさせてもらった。
食べる前はチョコレートとベーコンが合うのか甚だ疑問だったが食べてビックリ。実にベーコンの塩気とチョコレートがマッチする。日本でも有名なロイズのチョコレートをポテトチップスでコーティングしたものに相通じる味がある。